【道具紹介】革包丁

職人の注文靴・鞄　シューズ・ボナンザは今日も職人が店番をしています。
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靴づくりでは様々な専用道具を使用しますが、本投稿では“革包丁”についてご紹介します。

革包丁とは、革の裁断や漉きに用いる革専用の包丁になります！
裁断はイメージしやすいかと思いますが、漉きとは革の厚みを薄くする作業で、
革が重なる部分はこの漉きを行わないと段差が出て仕上がりが悪くなります。

刃の幅は用途によって様々で、例えばアッパーの裁断では小回りがしやすいように幅が狭い物（写真右）を使用し、
広い面を漉くときや、底付け作業などでは刃幅が広いもの（写真左）を使用します。
作業の効率や精度を上げるには用途によって道具を使い分けることが肝心です！

また、作業の効率や精度を上げるには切れ味も非常に重要です！
この切れ味を決めるのが研ぎです。（もちろん刃の素材など他の要素もありますが。）
切れ味が良いと作業スピードが速くなるのはもちろん、正確に裁断、漉きができ仕上がりが良くなります。
靴を作るには実際に靴を作る技術だけでなく、研ぎをはじめとした道具の手入れの技術も必要なんです！

靴づくりで使用する刃物には、革包丁以外にもカッターや漉き機、市切など多くございますが、
今回は特に使用頻度の高い、革包丁についてご紹介しました！

インスタグラムにて靴、カバンの製作風景を投稿していますので、是非ご覧ください！
shoesbonanza

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